ハードボイルドな車を買いました(マツダ アテンザ)
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男たるもの、車もハードボイルドでなければなりません。
やはりハードボイルドでオールドスクール、かつクラシックな車のタイプと言えばセダンです。
マツダと言えばディーゼルが有名で、アテンザにもディーゼルモデルがありますが、僕が選んだのはガソリンモデルです。グレード名で言えば25S L Packageというガソリンモデル中最上級のモデルです。
まずアテンザにした理由。
これは一番大きいのはそのデザインです。近年のマツダ車のデザインは非常に優れているというのはすでに皆さんご存じのとおりでしょう。国内外の賞なども多く受賞していますし、個人的にも国産車で他にライバルになる車が存在しないほどのデザインだと思います。
有機的なものを感じさせるというか、モチーフがメスのチーターだそうなのでそう思うのでしょうが、動物的なしなやかさとダイナミックさがあります。
トヨタ カムリもまた違った趣で格好いいなあと思っていたのですが、マイナーチェンジを経て悪評高いキーンルックを採用した上マークXに似たデザインになってしまって好みでなくなってしまいました。
アテンザは内装のレベルも高く、2016年商品改良後のモデルでは各所のメッキやL Package限定の黒天井などが非常に質感を高めています。
このクラスの国産車ならライバルはトヨタ カムリとマークX、ホンダならアコード、日産ではティアナ、それからスバルのレガシィでしょう。個人的な好みなどでライバルとして考えたのはカムリとレガシィでしたが、カムリは前述の理由で落ち、レガシィは上質感や落ち着き感の点でアテンザに軍配が上がりました。
と、比較の話を書きましたが、実際は消去法で選んだわけではなく、やはりアテンザへの憧れが強かったため、指名買いだったという側面が大きいです。それだけ僕にとって魅力のある車でした。
マツダというメーカーのクルマ造りへの姿勢や哲学も共感できました。
さて、選んだグレードは25S L Packageというガソリンモデルの最上級グレードです。
僕はどうしても革シートがよかったので自然と候補はディーゼルの最上級グレードとガソリンの最上級グレードのどちらかになりました。ディーゼルの方も試乗して、マツダのディーゼルが今までの個人的なディーゼルのイメージ(バスやトラック)と全く違う繊細で滑らかなものだと知りました。あれはいいものですよ、先入観を持たず一度試乗してみることをおすすめします。
しかしディーゼルモデルはガソリンのそれと比べてハイパワーであることもあり、値段も40万円ほど高くなります。減税のこともあるので実質は30万円ほどの差でしょうか。
さらにディーゼルの場合はガソリンモデル以上にきっちりメンテナンスをしなければならず、それが大変そうだと言うことと、ディーゼルのDPF再生のためにはある程度長距離を走る必要がありますが、普段の通勤ではそこまでの距離、時間は走らないことなどを総合的に考えてガソリンモデルを選びました。
選んでから知ったのですが、25Sも評価が非常に高いのですね。
アテンザのウィークポイントとしてよく挙げられるのは車体が大きいことです。確かに国産車の中ではかなり大きい。メルセデスのEクラスに相当する大きさで、カムリやアコードなどの国産ライバルと比べてもわずかに大きい。しかし逆を言えば大きいことくらいしか明白な弱点がないと言うことですし、国産ライバルと比べて大きいと言ってもミリ単位、センチ単位の話です。アテンザの大きさを気にしていたらライバルたちも買えなくなりますし、逆にライバルたちを買うときは大きさを気にするのか？ と考えると、そこまで気にする必要がないことも察せられます。
まあもともと大型ミニバンがそこら中走ってるわけですから……
実際に試乗してみると、いい意味で大きさを感じさせない自然なフィーリングで車体感覚も掴みやすく、見た目以上に運転しやすかったです。同じ長さでも他のクルマと比べて運転席より前が長いことも関係しているのだと思います。
ちなみに色はマシーングレープレミアムメタリックを選びました。もともとマシーングレーが発表される前からメテオグレーが格好いいなあと思っていたところ、マシーングレーが発表されましたので、これ幸いと選びました。ソウルレッドは自分らしくないと感じました。
というわけで、今は納車待ちの状態です。
楽しみすぎて待ちきれません。納車は1月だそうなので、あとまるまる1ヶ月くらいでしょうか。首を長くして待とうと思います。
納車されたらまた写真でもアップしようと思います。
