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あきほくんのハードボイルドなブログ。

現行型アテンザオーナーから見た新型アテンザ(2018年型)の羨ましいところ!

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とうとう日本でも公式に発表されましたね、GJ型アテンザのおそらく最終モデルである2018年型。現在は公式ホームページも新型に差し替わっています。

マツダは他メーカーの「マイナーチェンジ」と違い、新技術や装備を出し惜しみせず随時追加していく「商品改良」というスタイルを取っています。それゆえいつ買ってもその時点の最善になる反面、買って間もないうちに商品改良が行われることもあります。

僕がアテンザを買ったのは2017年1月でした。この時の最後の商品改良は2016年8月。GJ型中期モデルと呼ばれているものです。それからアテンザは商品改良せずここまで来たわけですが、ついに新型、いわゆるGJ型後期モデルが正式に発表されたということで、いよいよ僕のアテンザも型落ちです。

しかも今回は見た目の変更も伴う比較的大きな変更です。変更点も多いのですが、中には現行型オーナーとしては羨ましくなるような点もありましたので、ピックアップしてご紹介したいと思います。

 

 

内装全体の変化

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まず大きく変化した点のひとつに内装があります。

もともとアテンザは前期モデルから現行である中期モデルに改良された時点で大きく内装を変化させ「これじゃマイナーチェンジ以上だ」と言われていました。そんな中期モデルでは水平基調をベースに細いメッキ装飾をあしらい、落ち着き感とスピード感を両立していました。黒の他に白のレザーシートも設定され、そのレザーにもナッパレザーが使用されています。

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今回の後期モデルへの改良でも内装が再び大きく変化し、より大人の落ち着き感を強調したダンディズムを感じさせるものになりました。

よりシンプルで品がよく、スッキリしてクセのないデザインです。本当に随所を緻密に計算しないとこういうデザインはできません。

 

f:id:arkeninger:20180528190314j:imageレザーにも茶色の選択肢が増え、よりエレガンスの方向に振ったように感じます。完全に高級サルーンのそれです。

 

むー。茶色のレザーは実に羨ましい。僕が中期モデルを買うときに「茶色があったらいいのにな……」と思っていたのです。クリーンな印象の白のレザーも悪くないですが、より大人の落ち着きや渋さを演出できるのは茶色のレザーでしょう。

 

 

フレームレスミラー

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内装は全体的に変わったのですが、その中でひとつピックアップするのはこれ、フレームレスミラーです。アテンザのミラーは自動防眩ミラーとなっていて、後続車のヘッドライトの眩しさを自動で軽減します。中期モデルではそのオンオフスイッチがミラーの縁に付いていて、縁が太くなっています。

アテンザに限らずマツダ車はドライビングポジションの追求のため、ただでさえドライバーとフロントガラスとの距離が近く、初めて乗ると圧迫感があります。そこでフレームレスなミラーはその軽減にも役立ちそうです。

スマートフォンもベゼルレスな時代です。車のルームミラーがフレームレスにならない理由はありません。羨ましい! これぽん付けできないかな……。

 

 

電子式パーキングブレーキのオートホールド機能

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 CX-5のモデルチェンジで初搭載され、その後CX-8などにも搭載されていたオートホールド機能ですが、アテンザではこれが初搭載となります。

現行型では電子式パーキングブレーキは付いているのですが、その下の場所が「明らかにここに後々オートホールドスイッチつけるんだろうなぁ〜」という感じに空きスペースになっていました。今回、そこに満を辞してオートホールドスイッチが来たというわけです。

うーむ、これも羨ましいなあ。せっかく現行型にもこれのためのスペースはあるのに……何より便利な機能ですし、せっかく電子式なのでソフトウェア制御できるとしたらぽん付けできる可能性は微レ存ですが、実際には難しいんだろうなぁ。

 

 

リアコンビランプとガーニッシュのデザイン変更

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セダンのみ、リアコンビランプとそこに跨るガーニッシュ(メッキ加飾部)も変更されました。現行型の、ガーニッシュがランプの上に乗るように跳ね上がるデザインと比べてランプに食い込むような形で寝たことでより水平基調が強調されたのと同時に、ワイド感や上品さも向上しています。一方で精悍さ、スポーティさは今までのものの方が上でしたね。

個人的には新型の方がこの箇所は好み。ウィンカーが直線的になり、ガーニッシュから延長する線上に配置されたのもいいですね。

これはひょっとしたらぽん付け出来るんじゃないかなあ。とはいえ完全にデザインだけで、機能的に追加されているものはないので悩みますね。

 

 

 

中期型の方が好みな箇所もある

 ここまで後期型の羨ましい点を見て来ましたが、一方で今乗っている中期型の方が好みな点もあります。

 

CX-5に似た顔に変更

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 後期型はフロントが変更され、CX-5に似た、シグネチャーウィングの上にライトが乗るデザインになりました。個人的にはこれについては現行の中期型の方が好みです。

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こちらが現行の中期型。全体のうねり感のあるスタイルや、フェンダーに合っていると感じます。デザインは好みの差が大きいですが、個人的には現行の方が好み。

 

 

フロントガラス投影式HUD

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HUDはハッドと読みます。ヘッドアップディスプレイの略ですね。現行型にはコックピット前方にプレート型の小さなHUDがあり、エンジンをかけると跳ね上がるのですが、これがCX-5のモデルチェンジ以降のマツダ車ではフロントガラス投影式になっています。見やすさでいえばフロントガラス投影式の方が上でしょう。より安全性が増したとも言えます。

ただ、個人的にはプレート型の方がいいと考えています。なぜならこのフロントガラス投影式は、偏光サングラスをかけると見えなくなってしまうからです!

フロントガラスへの写り込みをなくし、運転しやすくする偏光サングラス。運転専用サングラスなどとして売っているのも見かけます。車が好きな人には使っている人も多いのではないでしょうか。それが使えなくなってしまうというのは致命的です。現行のプレート式は偏光サングラスを通して見てもしっかり見えています。自分は、プレート式を備えた現行型を買って良かったと感じます。

 

 

全体的によりエレガントになってる!

アテンザは改良のたびにスポーティ寄りからエレガント寄りに進化していっていると思います。今回の変更ではまるでイギリス車のように紳士的で、気品溢れる車になったと言えるでしょう。

機能も充実していますし、内装デザインもより一層磨きがかかっています。現行オーナーとしては羨ましい限りです。

自分は今乗っているアテンザに愛着もありますし、そんなにすぐに買い換えることはしませんが、この記事がこれからアテンザを買う検討をしているオーナーさんの背中を押すことができれば幸いです。

 

 

(この記事中の画像はいずれもマツダ公式サイトより引用しました)